犯人に関する情報を提供した人には、ハッキングされた資産のうちの回収分の5%を、もしハッカー自身が盗んだ資産を返金した場合は、その25%を支払うと発表した。
今回この発表がなされたのは、2つの理由によるものだと考えられる。まず1つ目は、2016年の8月2日が犯行日であること。2つ目として、最近ビットコインの盗難に関するハッカーの活動が活発化している点。ビットコインのトランザクション(取引)を追跡する「Whale Alert」は8月3日、ツイッターで2016年の同取引所ハッキング事件で盗まれた仮想通貨620 BTCが送金されたと投稿した。
仮想通貨分析企業チェイナリシスは7月28日、ハッキングなどの違法行為に関連したビットコインは89万2000BTC(1兆630億円)にのぼると発表した。これらの「汚れた」ビットコインの多くは、違法な物品や盗まれた個人情報、仮想通貨(58万5000 BTC)が売買される闇市場で利用されている。
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