インタビューで新型コロナウイルスのパンデミックからさらに五輪が延期される可能性についてコメントを求められたのに対し、安倍首相は、2024年にはパリ五輪が予定されていることから、東京五輪を2年延期することはできず、まず第1に選手たちを考慮する必要があり、彼らにとって1年の延期はすでに重大な事態であると強調した。
また、同首相は、五輪の日本開催は完全な形で実施されることを期待していると語った。
安倍首相は、五輪は選手らがベストな状態で競技し、また、観客らが安全を感じられるような状況でなければならないと指摘。さらに、パンデミックを考慮し、大会に向け新型コロナウイルス感染に向けた効果的なチェックや検査のシステムを準備する必要があると表明した。このほか、安倍首相は、もし東京五輪が開催された場合、大会は近年に開催されたものとは異なる、ある意味で新しい五輪となるとの見解を述べた。
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