中央選管が発表した非公式の結果によると、野党候補のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏の得票率は9.9%(57万4000票)。ルカシェンコ大統領の得票率は80.23%。反対票率は6.02%だった。
中央選管は、これらの結果が変わることはおそらくないと指摘した。
ルカシェンコ氏は1994年に大統領に就任してから連続6期目の就任となる。
今回の大統領選挙では、野党候補の逮捕や出馬申請の却下などに抗議するデモが行われた。投票日の9日、抗議デモに備えて軍用車両が首都ミンスクに派遣された。投票終了後、ミンスクなどの各都市では大規模な抗議デモが始まった。
人権センター「ヴェスナー(春)」によると、9日から10日の深夜にかけて行われた抗議デモでは1人が死亡、数十人が負傷、140人が拘束された。