ミンスクで通信社スプートニク・ベラルーシ語課の特派員が拘束され殴られる

通信社スプートニクのベラルーシ語課(Sputnikベラルーシ)は、9日夜にベラルーシの首都ミンスクで発生した暴動後に同課の特派員が拘束され、殴られたと報じている。
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Sputnikベラルーシは「同課のエフゲーニー・オレイニク特派員がミンスクで(9日)夜に起こった暴動後に拘束され、殴られた。オレイニク特派員は午前6時、救急病院の患者たちに関する取材資料を準備した後、自宅に戻った。オレイニク特派員は今ようやく編集部と連絡を取ることができた」と伝えている。

ベラルーシでは9日、大統領選挙が行われた

ベラルーシ大統領選挙 ルカシェンコ氏が勝利
中央選挙管理委員会によると、現職のルカシェンコ大統領の得票率は81.35%、2位のスベトラーナ・チハノフスカヤ氏の得票率は8%だった。

チハノフスカヤ氏の陣営は、ベラルーシ全地域の投票所のデータはチハノフスカヤ氏の得票率が70~80%であることを示していると指摘し、中央選挙管理委員会の選挙結果を認めないと発表した。

ベラルーシでは9日夜、投票結果の速報が発表された後、各都市で大規模な無許可の抗議デモが始まった。ミンスク中心部ではデモ隊がごみ箱でバリケードを築いた。警察はデモ隊を中心部から排除するために催涙ガス、放水銃、スタングレネードを使用した。ベラルーシ内務省によると、抗議デモでは3000人が拘束され、約100人が負傷した。

ミンスクで通信社スプートニク・ベラルーシ語課の特派員が拘束され殴られる
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