ファーウェイ 米国の制裁からプロセッサ「Kirin」の停止へ

中国の大手通信機器メーカー「ファーウェイ・テクノロジーズ」は、9月にプロセッサ「Kirin」をベースとした携帯電話の生産を停止する。その原因は、米国側からの制裁の実施にある。
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投資家向け代表者会議「チャイナ・インフォ100」で、同社のコンシューマー・ビジネス部門責任者チャード・ユー氏は、これは企業にとって「非常に大きな損失」だと強調した。

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ユー氏は、「生産は9月15日に停止となる。今年はおそらく、生産能力の高いファーウェイのプロセッサ『Kirin』にとって最後の年となる」と語った。また、同氏は、ファーウェイ社では、「プロセッサなくして、供給なし」と述べ、発表されたスマートフォン「Mate 40」は、「Kirin」ベースでの最後のモデルとなると強調した。

ファーウェイ社は、昨年5月に米国のブラックリストに企業名が登録されたが、米国政府によれば、ファーウェイ社の通信設備は中国政府の利益となるスパイ行為に使用されているという。制裁の一環として、米国のメーカーと開発者らは、米国政府の許可を得ることなくファーウェイとそのすべての技術およびコンポーネント子会社へ販売することを禁止された。

それにも関わらず、ファーウェイの第2四半期の結果は、世界でスマートフォンの大手販売企業となり、市場調査会社Canalysによれば、はじめてサムソンを上回った

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