『ワイアード』誌のインタビューでゲイツ氏は、「私にはこんな感覚がある、それは、私たちの豊かな世界は、基本的には新型コロナを2021年末までに克服するが、しかし、全体的にはこの問題が片付くのは2022年末となる」と語った。
ゲイツ氏によれば、この期間までにパンデミックを収束するためには、大きなイノベーションの発展が不可欠だという。
また、ゲイツ氏は、パンデミックは現実的にマラリアやポリオ、HIVへ対応する薬の開発の進展を遅れさせたと考えている。
ゲイツ氏は、「2020年のはじめの状況に私たちが戻るには数年かかる。これは第1次世界大戦でも、第2次世界大戦でもないが、全システムへの否定的衝撃の規模としては同程度と言える」と強調した。
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