新型コロナウイルス

新型コロナワクチン インドでの臨床試験が順調に進展

インドのバラト・バイオテック(Bharat Biotech)社は、同社が開発した新型コロナウイルスワクチン「Covaxin(コヴァクシン)」について、順調に臨床試験(治験)が進んでいることを明らかにした。「Covaxin」は不活化した新型コロナウイルス2019-nCoVをベースにした新型コロナワクチン。
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バラト・バイオテックは通信社スプートニクに「すでに発表したように、ワクチンは現在、ヒトでの治験が行われている。今後進展があればすぐにお知らせする」と伝えた。

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インドでは、新型コロナウイルス向けに開発された3種類のワクチンの治験が行われている。バラト・バイオテック社とザイダス・カディラ(Zydus Cadila)社は、それぞれ治験の第2段階に入った。第2段階では、特定の疾患の患者における治験薬の有効性と安全性を評価する。インド血清研究所は英オックスフォード大学が開発した新型コロナワクチンの治験の第2段階および第3段階を17ヵ所の医療センターで行う。

バラト・バイオテックの会長兼社長のクリシュナ・エラ氏は、安全性と品質が最優先であるため、ワクチンを市場に出すことを急がないと指摘した。

ロシア保健省は11日、世界で初めて国産の新型コロナウイルス感染症に対するワクチンを承認した。なお臨床研究機関協会は、臨床試験最後の第3段階が成功裏に終了するまで国産ワクチンの承認を延期するよう求めていた。

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