この見解を発表したのは、米国に拠点を置く北朝鮮研究サイト「38ノース」。さらに同シンクタンクによると、寧辺の核施設の原子炉は現在稼働していないが、今後も洪水が発生すれば、稼働停止に追い込まれる可能性が高いという。
朝鮮半島では今夏、記録的な大雨に見舞われており、北朝鮮と韓国では洪水や土砂崩れによる死者が出ている。
一方、寧辺にあるウラン濃縮施設は洪水の被害を受けておらず、11日までに洪水の水が幾分引いたとみられている。
北朝鮮の国営メディアは寧辺の被害について言及していないが、指導部が洪水の被災地を視察し、支援物資の提供や洪水による農作物への被害を防ぐ方法に関して指導を行ったと伝えている。
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