ネットユーザーの1人は、ベラルーシでの抗議と残忍な抑圧に関する情報を、メッセージ「みなさんに語る」として拡散した。彼はその中で米国の企業家イーロン・マスク氏とビル・ゲイツ氏のアカウントを強調した。メッセージでは、「意見のある者は、それぞれ今声を上げよう」と述べている。
マスク氏はこれに応じ、「このことを聞いて残念に思う。私たちにどんな援助ができるのだろうか」とコメントした。
マスク氏のメッセージに対する回答では、ベラルーシでの抗議に注目すること、同国での安定したインターネット機能の確保のため衛星「Starlink」を利用すること、また、財政支援の提供が要請された。
ベラルーシでの抗議
ベラルーシ大統領選は8月9日に実施された。ベラルーシ中央選挙管理委員会の最新集計結果によると、現職のアレクサンドル・ルカシェンコ氏が80.08パーセントの得票率で圧勝し、6期目となる再選を確実にした。
民主派として支持を集めていたスベトラーナ・チハノフスカヤ氏は10.09パーセントの得票率にとどまった。野党連合本部は選挙結果を承認していない。
チハノフスカヤ氏は、得票率は70から80パーセントに達していると主張し、ベラルーシ中央選挙管理委員会を提訴した。
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