ベラルーシの野党リーダー 権力移行のための機関創設を開始

ベラルーシの大統領選挙でアレクサンドル・ルカシェンコ氏の主たる対立候補であったスベトラーナ・チハノフスカヤ氏が、同国の権力移行を保障する調整機関の創設手続きを開始すると発表した。ベラルーシの野党本部のプレスサービス用テレグラムチャンネルで発表された。
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チハノフスカヤ氏は、この機関には、権力の平和的移行と対話に関心のある労働組合や政党、連合などといったあらゆる団体の代表が加わらなくてはならないと表明した。

また、同氏は、ベラルーシの権力機構の職員らに、彼らに下された刑罰命令を実行せず、流血行為をやめるよう呼びかけた。

ベラルーシの大統領選挙は8月9日に行われ中央選挙員会のデータによれば、国家首脳のアレクサンドル・ルカシェンコ氏は80.1%を獲得、次点は10.12%のチハノフスカヤ氏だった。その際、チハノフスカヤ陣営は中央選挙委員会の結果を承認しないと発表した。現在、チハノフスカヤ氏はリトアニアに滞在している。

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