ポストコロナ建築:中国に感染拡大時の生活を考慮した「未来都市」

中国に「未来都市」が登場する。感染拡大ピークの生活の特徴を踏まえて作られる。設計は「Guallart Architects」が担当する。ArchDailyが伝えた。
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「未来都市」は北京から100キロメートル離れた雄安新区に建設される。伝統的な欧州の都市構造、現代の中国の高層ビル、農村の景観が一体化する。設計担当者は「これ以上、まるで何もなかったという振りをして、都市や建物を設計することはできない」と語る。

ポストコロナ建築:中国に感染拡大時の生活を考慮した「未来都市」

すべての建物の屋上に温室が設置され、食料を栽培すると同時に太陽光パネルで発電する。1階にはコワーキングスペースが設けられ、3Dプリンターも設置。廃棄物処理も行われる。各建物は雨水を集め、飲料水のレベルまで浄水する。

建築家は「この設計は自主隔離の時に考えました。チームは全員、自宅で作業を行っていました。隔離時の生活をより良くするようなアイディアをすべて取り入れることになりました」と語る。

建物は木造建築になるという。都市には住宅、オフィス、プール、ショップ、食品市場、幼稚園、行政、消防署、その他施設が揃う予定。

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