報道官は定例記者会見で「米国が台湾に武器を供給することに断固反対する。なぜならこれは『一つ
の中国』の原則に違反しているからだ」と述べ、「このような米国の行動は我が国の利益を深刻に傷つけ、中国の国家安全保障を損ねる」と指摘した。
報道官によると、中国はF-16戦闘機を台湾に売却するという米国の意向を「主権侵害」とみなしており、中国は主権を「確固として守る」とし、「我々は米国が台湾への武器売却プロセスを直ちに停止することを強く求める。さもなければ中米関係は深刻な損害を被るだろう」と述べた。
台湾議会は2019年10月、台湾の防衛力を強化するため、米国の新型F16戦闘機66機の購入に予算を割り当てる法案を可決、特別予算から2500億台湾ドル(約81億9000万米ドル)が拠出された。
関連ニュース