米大統領選 民主党、バイデン氏を党候補に正式指名

米民主党は11月の大統領選挙に向け18日(火)、ジョー・バイデン前副大統領を党候補として正式指名した。ウィスコンシン州ミルウォーキーで行われている同党全国大会で決定された。
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新型コロナウイルスの影響で投票はバーチャル形式で行われた。全米50州や自治領などの代表が参加し、擁立候補であるバイデン氏とバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出)の得票結果を順に報告した。この結果、バイデン氏は3500票以上を獲得、サンダース氏は1150票強であることが確認された。

最後の報告を行ったのはバイデン氏が人生の大半を過ごしたデラウェア州代表。ジョン・カーニー同州知事は、バイデン氏は同州選出の上院議員時代に定期的にワシントンに赴いていたが、他の乗客とともに鉄道で移動していたエピソードを紹介。現職のトーマス・カーパー同州選出議員は、バイデン氏が謙虚であり、真実を語ること、万人に対して敬意を持ち、壁ではなく橋を作る人だと強調した。

米大統領選は11月3日に行われる。共和党は現職のドナルド・トランプ氏を正式に党候補として指名するとみられる。

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