ノルウェー、ロシア外交官を国外追放 スパイ騒動を背景に

ノルウェー外務省は、ロシア外交官がノルウェー人「スパイ」と接触したとして同外交官の国外追放に踏み切った。ノルウェー外務省の関係者の話としてNRKテレビが報じている。
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ノルウェー警察安全保障局(PST)はこれより前、あるノルウェー市民の男(50)がロシアに関連したスパイ容疑で8月15日に逮捕されたことを発表した。警察の情報によると、その男はロシア諜報機関の将校と接触したとされている。男は罪を認めておらず、拘束から解放するよう求めている。

国外追放となるロシア外交官の氏名は非公表だが、ロシア大使館商務部で勤務していたことが明らかになっている。

ノルウェー外務省のトリュデ・マアセイデ広報部長は「今回の決定は(ロシア)外交官が役職と外交的地位と一致しない行動をとったことを根拠として下された」とコメントしている。

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