コロンビアで反政府組織がテロか 17人殺害

南米コロンビアでは過去24時間の間に少なくとも17人が殺害された。いずれも反政府左翼ゲリラ組織「コロンビア革命軍」(FARC)の戦闘員による犯行と見られている。現地のエル・ティエンポ紙が報じた。
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北東部アラウカ県では5人の遺体が確認された。遺体近くにはFARCのビラがばら撒かれていたという。

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同様の悲劇的事件は西部カウカ県でも確認された。この事件では6人が犠牲になっている。現地紙はいずれもFARCによる犯行と位置付けている。

さらに西部ナリーニョ県トゥマコ市でも22日早朝に6人の遺体が確認された。その数時間後にはイバン・ドゥケ大統領が訪問し、安全保障について協議を行うことになっていた。

ドゥケ大統領は訪問後に犠牲者の遺族と面会し、警察による捜査で事態を解明することを約束した。

コロンビア革命軍は1964年に結成された反政府左翼ゲリラ組織、「新しいコロンビア」の建国を目指して活動してきた。2012年には政府との対話が開始され、2016年9月には和平が成立した。

和平協定成立後、コロンビア革命軍は政党「人民革命代替勢力」に生まれ変わり、2017年10月には公式政党として承認されていた。

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