ドイツのバイエルンが6度目のCL優勝 全勝優勝は史上初!

23日にリスボンで行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝で、ドイツのバイエルン・ミュンヘンがパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦した。試合はバイエルンが1-0で勝利し、6度目の欧州制覇を果たした。CLの制覇は7年ぶり。全勝での優勝は史上初!
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CLの決勝戦は当初、5月30日にトルコのイスタンブールで予定されていたが、新型コロナウイルスのパンデミックにより中断を挟んだことからプログラムに大きく変更が加わり、ポルトガルのリスボンで開催されることとなった。

欧州の頂点を懸けた戦いは開始早々からハイレベルな攻防が繰り広げられた。前半からバイエルンが猛攻を仕掛けたのに対し、PSGはカウンターアタックでチャンスを作った。前半20分、守備を突破したネイマール選手がノイアー主将(GK)との一騎打ちに。この時、ネイマール選手は惜しくもゴールを逃した。

前半のタイムでバイエルンはジェローム・ボアテング選手(DF)に代わりニクラス・ズーレ選手(DF)を投入。

前半45分は両チームともに得点はなく、互角の戦いで後半戦に突入した。バイエルンは得意の攻めを生かした一方、PSGは反撃で相手の隙をついた。

スコアレスが続く中、この試合で先発に抜擢されたバイエルンのキングスレイ・コマン選手が59分に決勝弾を放ち、1-0で勝利を飾った。

これが決勝点となり、PSGは0-1で敗れ、あと一歩のところで涙をのんだ。

バイエルンは史上初のCL全勝優勝を達成した。一方、PSGは創設50周年の節目でクラブ史上初の優勝を狙ったが、夢は叶わなかった。

試合後、PSGの本拠地パリではファンの一部が暴徒化し、警察は22人を拘束した。

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