新型コロナウイルス

新型コロナ モスクワで新たに10人死亡 ワフタンゴフ劇場でも感染者確認

モスクワ市では8月23日、新型コロナウイルスの感染により新たに10人の死亡が確認された。新型コロナウイルス対策本部の最新発表で明らかになった。
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対策本部の発表によれば、モスクワ市で新たに死亡が確認された10人の多くには基礎疾患があったという。これで新型コロナウイルスの感染によるモスクワ市の死者は合わせて4741人に達した。

モスクワでは老舗のワフタンゴフ劇場でも俳優の間で感染が確認されている。

劇場のキリル・クローク支配人によると、所属する俳優2人が体調不良を訴えたことからPCR検査を行ったところ、いずれも陽性反応が確認されたという。

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感染が確認された俳優らは劇場のレパートリーに入っているヴォードヴィル「イタリア麦の帽子」(原作:ウジェーヌ・ラビッシュほか)にキャスティングされていた。俳優らはいずれも自宅隔離に入り、氏名は公表されていない。この事態を受けて劇場ではすべての稽古が中止に追い込まれた。劇場側はキャスティングの際に全俳優に対してPCR検査を実施しており、感染が確認された俳優らも検査当初はいずれも陰性だったという。

ロシアで新型コロナウイルスの新規感染者数は過去24時間で4852人に達し、国内の感染者数は95万6749人となった。死者は1万6383人に達している。ロシアにおけるPCR検査実施回数は3400万件を超えている。

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