報道によると、金正恩氏は、26〜27日にかけて同国西部を北上する見込みの台風第8号への警戒感を示し、台風の被害防止策を講じるよう指示した。同氏は「人民経済の全ての部門で台風の被害をあらかじめ防げるように即時の対策を講じるべきだ」と強調した。
また、会議では新型コロナウイルスの流入阻止のための「国家的な非常防疫活動で現れている一連の欠点」が話し合われ、防疫活動改善・強化するための問題が討議された。
朝鮮半島では7月末から記録的な大雨に見舞われており、北朝鮮と韓国では洪水や土砂崩れによる死者が出ている。これより前、北朝鮮の寧辺(ニョンビョン)にある核施設のポンプ室が、洪水被害を受けた可能性があると伝えられていた。