歌舞伎は日本の多くの舞台や劇場と同様、新型コロナウイルスの影響で5月以降の上演を規模縮小で実施するなど、従来のスケジュールとは異なる活動を強いられている。一方、観客からは観劇を希望する声が多く、オンデマンド配信に踏み切ることになった。
「歌舞伎オンデマンド」は歌舞伎公式サイト「歌舞伎美人(かぶきひと)」内の専用ページに開設。過去の公演や歌舞伎俳優によるトークイベントの映像が配信される。ラインナップには昨年12月上演の新作「風の谷のナウシカ」や東京・歌舞伎座で上演中の「八月花形歌舞伎」などが上がっている。
視聴料は2500円から3300円。また「歌舞伎名演目セレクション」として舞台映像ライブラリー厳選コンテンツは1100円から1650円。
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