雇用助成金、12月まで特例延長 政府、失業増加を防止

政府は26日、従業員に休業手当を支払った企業に支給する雇用調整助成金に関し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う特例措置の期限を9月末から12月末に延長する方針を固めた。現在の助成率と上限額を維持する。休業手当が支払われない労働者に賃金の8割を補償する休業支援金・給付金の期限も9月末から3カ月間延ばす。今月28日にも発表する。雇用情勢の悪化を踏まえ、失業者の増加を防ぐのが狙い。
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与野党や連合が延長を求めていた。政府は財源のめどが立ったため延長するものの、雇用調整助成金は来年1月から段階的に縮小する方向で調整している。

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