新型コロナウイルス

空気中の新型コロナウイルスを検出する装置、ロシアで開発

ロシア・モスクワ州のクラスノゴールスクにあるS.A.ズヴェーレフ記念クラスノゴールスク工場は、国際軍事技術フォーラム「アールミヤ202」で、空気中の新型コロナウイルスなどを検出するロシア初の装置「Detector-BIO」を発表した。通信社スプートニクのインタビューでクラスノゴールスク工場のアレクサンドル・ノヴィコフ総責任者が明らかにした。
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「Detector-BIO」は、周囲の空気中の毒素や最大86個のウイルス性感染症および細菌性感染症の病原体を完全自動モードで同時に検出する。「Detector-BIO」は大勢の人が集まる場所、大規模イベント、インフラ施設、地下鉄、空港、鉄道駅、交通結節点などの安全を確保するためのもので、空気サンプルの自動分析に要する時間は10〜30分。

ノヴィコフ総責任者によると、「Detector-BIO」の国による検査は6月に終了したばかりで証明書は現在準備中。


8月11日、ロシアは世界で初めて新型コロナウイルス感染症に対するワクチンが承認されたことを発表した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。
ワクチンの開発および生産にはロシア直接投資基金が資金を提供している。ロシア保健省はワクチンについて、安全だと発表している。プーチン大統領は、娘の1人が新型コロナワクチンの接種を受けたことを明らかにした。ワクチンは2週間後にも生産が始まる予定。


空気中の新型コロナウイルスを検出する装置、ロシアで開発

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