カリフォルニア州でデモ隊が裁判所に放火

米カリフォルニア州オークランドで、デモ隊が地方裁判所に放火し、数人が拘束された。現地警察が発表した。
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26日夜、米ウィスコンシン州で黒人男性のジェイコブ・ ブレークさんが警察官に銃で撃たれた事件をめぐる抗議デモが始まった。当初、抗議デモは平和的に行われていたが、その後、警察とデモ隊の衝突が始まった。

​デモ隊は花火に火をつけたり、放火したり、商店のショーウィンドウや窓ガラスを割ったり、瓶やさまざまな物を警察官に投げつけた。

​オークランドの警察はツイッターで「26日夜、600〜700人が非常に激しくて破壊的な抗議デモに参加した... デモ参加者は警察官に瓶を投げつけたが、幸いなことに警察官にけが人はなかった。数人が拘束された」と伝えた。

なお、拘束者の人数は不明。


23日(日)同州ケノーシャ市において黒人男性のジェイコブ・ブレイクさんが口論中の女性二人を引き離そうとしていたところ、背後から銃で撃たれた。警察はブレイクさんに対してスタンガンを使用、その後ブレイクさんの子どもが見ている前で発砲した。ブレイクさんは病院に搬送され重体。

この事件は、アフリカ系米国人ジョージ・フロイド氏が警官の手で犠牲となった3ヶ月後に発生した。46歳のフロイド氏の殺害は、国内での警官による暴力と人種差別に対する大規模な抗議行動を引き起こした。

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