TikTok買収でウォルマートがマイクロソフトとの共同希望=メディア

米国の小売りチェーン「ウォルマート」は、TikTokサービスの買収を求めマイクロソフト社と共同する予定だ。この件での同企業の確認を引用しテレビチャンネルCNBCが報じた。
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また、メディアの情報筋によれば、買収の総額は200億から300億ドル(約3兆円)にのぼる可能性がある。

ウォルマートの表明を引用し同放送局は、「私たちは、ウォルマートとマイクロソフトのパートナーシップは、米国のTikTokユーザーの期待を実現するだけでなく、米国の規制機関の利益を満たすことになると確信している」と報じた。このニュースを背景に、米国の株式取引所でウォルマートの株価は5%増加し、マイクロソフトも2.7%高騰した。


ドナルド・トランプ米大統領は8月初旬、「ティックトックと微信(ウィーチャット)の脅威を防ぐために」、バイトダンスと中国企業テンセント(ウィーチャットの運営会社)との取引を45日後の9月下旬から禁止する大統領令に署名した。この大統領令でテンセントはウィーチャットに関連する取引が米国で禁じられることになる。米政権は、ティックトックが米国人の個人情報を中国当局に送信する恐れがあると非難しているが、バイトダンスはこれを否定している。

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