ロシア外務省 ロシアの新型コロナ用ワクチン開発企業に対する米制裁でコメント  

米国がロシアの3つの科学研究機関に対する制裁導入を決定したことについて、ロシア外務省は「行き過ぎた対応」との見解を示した。ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官が表明した。
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同報道官によれば、これらの機関がリストに記載されたことが大きな怒りを呼び起こしているが、それは同機関の専門家らが新型コロナウイルス感染に対する「ロシア製ワクチン開発に向け、この数ヶ月間、懸命に努力」してきたからに他ならない。

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ザハロワ報道官は、「すでに米国市民18万人超が命を落とした病気への薬を開発し、成功を収めた人々を罰するこうした行為を、米国政府が国民にどう説明するのか、理解できない」と強調した。

同報道官によれば、制裁は同じようにワクチンの開発を行う米国企業の利益のために導入された可能性があるという。

この間、米国商務省がロシアの3つの科学研究機関に対する制裁の実施を発表した。これらの機関は化学および生物兵器開発の疑いが持たれている。制裁が科された研究機関の1つであるロシア国防省第33中央科学研究実験所は、ロシア製新型コロナウイルス用ワクチンの開発に参加していた。

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