絵画は17世紀前半に描かれたのもので、深夜3時に盗まれた。盗難時には警報が作動し、警察官らが駆け付けたが、犯人の姿はなかった。新型コロナウイルスのパンデミックから来場が禁止された美術館に犯人は非常ドアから侵入したと考えられる。作品の価値は1500万ユーロ(約19億円)とされる。
同作品がはじめて盗難されたのは1998年で、その際は画家のヤーコプ・ファン・ロイスダールの作品と一緒に盗まれている。2つの作品は3年後に発見された。2回目にこれらの絵が盗まれたのは2011年のことで、このときは半年後すぐに取り戻された。この時から絵は個別ホールに移動がされ、そこに入場するには美術館の職員の同行が必要となった。
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