安倍長期政権、増えた非正規 コロナ禍直撃、失職相次ぐ

安倍晋三首相の退陣により幕を閉じる2度目の安倍政権では、経済政策「アベノミクス」を推し進めた一方、7年8カ月に及ぶ長期政権中に賃金が低い非正規労働者が増え続けた。新型コロナウイルスの感染拡大で雇い止めなどが非正規を直撃。働き方改革も道半ばで、過労死や過労自殺は依然、後を絶たない。次期政権は働く人の苦境とどう向き合うのか、問われている。
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安倍首相は辞任を表明した28日の記者会見で、アベノミクスについて「400万人を超える雇用を生み出した」と成果を誇った。働き方改革関連法も目玉政策の一つ。2018年6月の成立時には「非正規という言葉を一掃する」と宣言した。

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