メルセデス 渋滞対策用に一時的な自動運転システムを導入へ

2021年、メルセデス車を生産している自動車メーカーのダイムラー社が、「メルセデスSクラス」を市場にリリースする。このタイプには一定条件の道路で一時的に自動運転できるシステムが導入される。ポータルサイトComputer Bildが報じた。
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「Drive Pilot」と名付けられたこのシステムは、交通渋滞などの対策として、ドイツ国内の一定条件の道路を自動運転モードで移動することを可能とする。このシステムはドライバーの負担を軽減し、たとえば、携帯電話の確認やネットの検索などの対応が可能となる。

しかし、システムの使用は高速道路やそれに似た道路でのみ可能で、歩行者や自転車の往来がなく、また、時速60キロ未満での走行が求められる。

メルセデス車の自動運転システムではセンサーがレーザースキャンを行い、また、道路上での正確な自動車のポジショニングとジオメトリの考慮のために高精度地図が使用される。

一方、7月に米国の企業家でテスラ社CEOのイーロン・マスク氏は、ドライバーを必要としない完全自動運転の自動車開発がまもなく完成すると発表した。

現在、同氏の企業はすでに自動運転機能を装備した自動車をリリースしている。

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