サハリン、ガソリンとディーゼルの使用中止へ

サハリン州のワレリー・リマレンコ知事は、サハリン州は自動車をより地球環境にやさしいものにするため、ガソリンおよびディーゼルの使用を完全に中止する計画であることを明らかにした。
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知事は「サハリン州は、今後10年かけてガソリンとディーゼルの使用を完全に中止し、電気自動車、天然ガス自動車に移行する計画だ。その目的はサハリンをクリーンな島にすることだ」と述べた。

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現在、サハリンで登録されている電気自動車はわずか85台で、充電スポットの数もまだ少ないが、少しずつ増えてきている。今年だけでも、新たな充電スポットが15箇所作られることになっており、その内訳はユジノサハリンスクに12箇所、アニワ、コルサコフ、ドリンスクに各1箇所ずつとなっている。

エコカーの販売促進のため、サハリン州政府は自動車税を50%減税したが、これを近いうちに廃止するとしている。2019年11月にモスクワ市は、電気自動車に対する税金を2024年12月31日までの5年にわたって廃止することを決めたが、サハリン州もこれに続く形となる。

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