米ニューヨークで、ブラック・ライヴズ・マター運動のデモ隊に車が突っ込む

米ニューヨーク市マンハッタン中心部にあるタイムズ・スクエアで、ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter、BLM)運動のデモ隊に車が突っ込み、3人が軽傷を負った。ニューヨーク市のタブロイド紙デイリーニューズが警察を引用して報じた。
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同紙によると、現地時間で3日夜、タイムズ・スクエアには約300人のブラック・ライヴズ・マター運動の参加者が集まった。デモ隊は道路に自転車で列をつくり、交通を遮断しようとした。そこに自動車メーカー「フォード」のトーラスが近づき、一旦停止した後、デモ隊に突っ込んだ。デイリーニューズは、道路を封鎖した自転車に乗っていた3人がけがをしたと報じている。3人は軽傷を負い、医療ボランティアがその場で応急手当をしたという。

ニューヨーク市警察がデイリーニューズに伝えたところによると、トーラスを運転していたのはトランプ米大統領の支持者だった。タイムズ・スクエアの近くではトランプ大統領を支持する小規模集会が開かれていたという。


米国では5月末のミネアポリス市(ミネソタ州)でのアフリカ系米国人のジョージ・フロイドの死に端を発した「 Black Lives Matter(黒人の命は 大切だ)」運動が全米諸都市で大規模な抗議
や騒乱となって展開し続けている。

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