救急車からゾンビが!? びっくり動画がネットで公開 ロシア警察は調査を開始

ロシア南部のロストフ・ナ・ドヌー市では、医師の格好をした男性が1日、公共交通機関の停留所でゾンビを演じて通行人を怖がらせる出来事が発生した。この様子を撮影した動画がネット上に投稿されたのを受け、地元警察は調査を開始した。同市のニュースサイト「161.ru」が伝えた。
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このゾンビを演じたのは、同市に住むイワン・スィチェフさん。スィチェフさんはこのパフォーマンスを行うため警告灯付きの救急車を利用し、撮影動画を自身のインスタグラムに投稿した。

動画では、救急車からよろめき出てきた医師の格好をしたゾンビが、驚いて逃げようとする通行人に向かって歩いているのが確認できる。

161.ruによると、スィチェフさんが個人のクリニックから救急車を借りた可能性があるという。同市の保健局は、動画に映っている救急車は救急ステーションのものではないと発表している。

スィチェフさんは、心臓発作を起こし亡くなった母親の死がきっかけでこの動画を作ることにしたとインスタグラムで説明している。彼によると、駆けつけた救急隊員が正しい診断を下さなかったことが原因で母親は助からなかったという。

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