ウラジオストクを襲ったスーパー台風 貴重なグラス・ビーチを消滅させる

ウラジオストクを襲ったスーパー台風「マイサク」が景勝地ブフタ・ステクリャンナヤの貴重な海岸を消滅させた。沿岸部には小さな玉石や破片が残されただけだった。
この記事をSputnikで読む

嵐による波が海岸を彩ったガラスの一部を一掃してしまった。海岸の他の地域では砂地の中に深く埋まっていることが判明した。徐々に海岸は再建される可能性があるが、元の景観にはもう戻ることはない。

​専門家らは、わずか10~20年後にはグラス・ビーチが消滅すると予想していた。彼らはその理由として、海岸からのガラスの持ち帰りが禁止されているにも関わらず、旅行者らが貧欲に持っていってしまう点を指摘していた。現在、ウラジオストクのグラスビーチに唯一似た場所としては米国カリフォルニア州のマッカーリチャー州立公園が上げられる。

​台風「マイサク」が沿海州を襲ったのは3日で、その影響により50人超が負傷し、3人が亡くなった。

コメント