米大統領選で最大の脅威はロシア 勝利の暁には「報復」=バイデン氏

米大統領選で民主党の候補者に指名されたジョー・バイデン氏はロシアがほかのどの国よりも大統領選に介入していると考えている。選挙に勝利した暁には関係国に「報復」することをバイデン氏は約束した。
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バイデン氏は4日の記者会見でロシアによる脅威について発言した。

​世界では多くの国が私たちの選挙を不安定化させることを望んでいるが、ほかの国よりも力強く常時介入するのが……ロシアだ。

ウィリアム・バー米司法長官は中国の脅威のほうがより大きいとの見方を示しており、この点について記者から質問を受けると、バイデン氏は「いや、それは私が受け取っている情報とは違う」と答えた。そのうえで、大統領選に介入を企む国家は米国の主権を侵害しているとし、大統領就任の暁には「報復する」ことを約束した。

これまでロシアは他国の民主主義的プロセスに介入したとする批判を退けてきた。ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領府報道官はこうした批判について、「完全に事実無根」としている。また、ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相はロシアが他国の選挙に介入していると批判されている点について、こうした批判を裏付ける証拠は一切ないとコメントしている。

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