全米テニス ジョコビッチの失格で2014年以来の新王者誕生へ【動画】

テニスの全米オープンでは、世界ランキング1位のノバク・ ジョコビッチ(セルビア)が失格処分となる番狂わせがあり、2014 年以来、22大会ぶりに新チャンピオンが誕生することが確定した 。
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現地時間で6日、第1シードのジョコビッチは、 男子シングルスの4回戦で、第20シードのパブロ・カレーニョ・ ブスタ(スペイン)と対戦。第1セット終盤、セットカウント6–5でカレーニョ・ブスタにリードを許したところで、 試合は一時中断した。

ジョコビッチ選手はブレイクされた後、 後ろをよく確認せずに、背後の壁に向けて、ボールを打った。 そのボールが線審の喉元に直撃し、線審は声をあげて倒れ、 一時は動けなくなった。これが危険行為とみなされ、 ジョコヴィッチは失格処分となった。

​過去6年の大会を制してきたのは、マリン・チリッチ( クロアチア)、ラファエル・ナダル(スペイン、2回)、 ジョコビッチ(2回)、スタニスラフ・ワウリンカ(スイス) だが、チリッチは3回戦で敗退、 ナダルとワウリンカは新型コロナウイルス感染拡大を受け、 欠場を決めている。

男子シングルスの試合は引き続き行われている。なお、 ロシアからはダニイル・メドヴェージェフとアンドレイ・ ルブリョフが出場、王者の座を目指している。

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