チェコ映画の巨匠 イジー・メンツェル監督が死去

長い闘病生活を送っていたプラハ出身の映画監督イジー・メンツェル氏が82歳で逝去した。妻のオリガ・メンツェレワさんがフェイスブックへの投稿で明らかにした。
この記事をSputnikで読む

オリガさんは、自身のフェイスブックに監督の写真を投稿し、その下に「昨夜、自宅にて、わたしたちの腕に抱かれてあなたの体がこの世に別れを告げた」と綴った。

​メンツェル監督は、1968年に「厳重に監視された列車」でアカデミー賞の外国語映画賞を受賞し、世界的な名声を獲得した。

デヴィッド・ボウイ 死後3作目のアルバム配信

監督は1960年に撮影された「パネル住宅」で監督デビューを果たしたが、1970年から1980年にかけては、いくつかの作品が上映禁止となった。その後、監督の作品がテレビで放映されるようになったのは民主化を求めた「ビロード革命」が勃発した1989年以降のこと。

メンツェル監督は俳優として、マールタ・メーサーロッシュ監督やクシシュトフ・ザヌッシ監督をはじめとする「ヌーヴェルバーグ」の作品に出演したほか、舞台でも活躍した。

関連ニュース

コメント