最も安全度の高いグリーンゾーンは感染率が10万人に25症例で検査の陽性反応率は3%以下。
中程度のオレンジゾーンは10万人あたり50人以下の感染者で陽性反応率は3%以上ないしは、陽性反応率が3%以下の場合は新規感染者数が25人から150人。
最も感染状況が悪いレッドゾーンは10万人あたりの感染者が50人以上で、検査の陽性反応率は3%以上ないしは新規感染者数が150人以上。
これに加えてグレーゾーンも作られる。グレーゾーンとは10万人あたり250人以上が検査を受けたか、あるいは検査についての情報が不十分である場合を指す。
旅行を目的にグリーンゾーンないしオレンジゾーンから移動する場合は一切の規制を受けず、オレンジゾーンの居住者は出国前に検査を受けるか、ないしはワクチン接種を求められることになる。
レッドゾーンやグレーゾーンから帰国した場合は、自主規制か陽性反応検査が義務付けられる。
新型コロナウイルス
中国当局は12月末、 武漢市で原因不明の肺炎が発生したと発表した。 最初の患者たちは海鮮市場に出入りしていた。
専門家らは、 暫定的に新型コロナウイルスが疾患の原因と判断した。
中国に続き、イタリア、米国、スペインで、特に多く感染が広がった。
世界保健機関(WHO)は3月11日、新型コロナウイルスの拡大はパンデミックとなったことを明らかにした。
関連ニュース
EU 圏内の入国を色分けの感染危険度で管理へ
© Sputnik / Savitskaya Kristina