露アニメ賞の受賞式がトレチャコフ美術館で開催

モスクワのトレチャコフ美術館で第6回ロシア・アニメ賞「イカロス」の授賞式が行われ、「映画」部門では、コンスタンチン・ブロンジット監督の短編映画「彼は宇宙なしには生きていけない」が最優秀作品に選ばれた。リアノーボスチ通信の記者が伝えた。
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授賞式はトレチャコフ美術館エンジニア棟の映画館で開催された。開催にあたっては、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策が十分に講じられていた。

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授賞式は当初、4月8日の「ロシア・アニメーションの日」に開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた。

ブロンジット監督の短編映画「彼は宇宙なしには生きていけない」は「映画」部門で最優秀作品に選ばれた。

​ブロンジット監督は授賞式で、「2020年はひどいものだが、第6回となるイカロス賞には感動した、このようなイベントを開催された組織委員会の皆さんには感謝申し上げたい」とコメントした。

授賞式ではロシア・アニメに多大な貢献を残したとして、「マエストロ」賞がレオニード・ノスィレフ監督(代表作に「アントーシュカ」や「魔法の指輪」)と国民的画家のレオニード・シュワルツマンさんに贈られた。シュワルツマンさんは日本でも人気のソ連アニメ「チェブラーシカ」の制作に画家として関わっていた。

ロシア・アニメ賞「イカロス」は2014年、セルゲイ・カプコフ氏によって設立された。アニメ文化の発展に貢献した人物が受賞されている。

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