日本の4-6月のGDP改定値、下方修正

日本の内閣府は8日、2020年4月から6月の国内総生産(GDP)の改定値を発表し、物価変動を除いた実質の伸び率は前の3ヶ月と比べてマイナス7.9%だった。速報値のマイナス7.8から下方修正された。
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日本のGDPがコロナ前の水準に戻るのは2021年度末ごろ=西村経済財政再生相
年率換算は速報値のマイナス27.8%からマイナス28.1%への下方修正となった。

設備投資は速報値のマイナス1.5%からマイナス4.7%に、住宅投資はマイナス0.2%からマイナス0.5%に下方修正された。一方、個人消費はマイナス8.2%からマイナス7.9%に上方修正された。

NHKによると、菅官房長官は閣議後の記者会見で「依然として厳しい状況だ」とし、「今後とも、状況を踏まえ、必要な対策を迅速にうっていきたい」と強調した。 また西村経済再生相は「新型コロナウイルスによる企業収益の悪化や先行きの不透明感の高まりを背景に、設備投資が下方修正されたことが主な要因だ」と述べた。

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