日本 自民党総裁選の立会演説会が行われる コロナ対策でネット中継も

日本では8日、安倍晋三首相の後継を決めるための自民党総裁選の告示を受けた立会演説会が行われた。NHKが報じている。
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立候補者は石破元幹事長、菅官房長官、岸田政務調査会長の3人。立候補の決意を述べ、支持を訴えた。

石破氏は、自民党を「自由かったつに真実を述べる政党」でなければならないと訴え、政府を謙虚に機能させる政党でなければならないと述べた。また、東京一極集中を避け、地方創生に取り組みたいと訴えた。

安倍首相は世界と日本に何を残したのか?
菅氏は、「この国難にあって政治の空白は許されない」と述べ、「安倍総理大臣が進めてきた取り組みをしっかり継承し」、前進させたいと訴えた。その上で、新型コロナウイルスのパンデミックを背景に行政のデジタル化を進めたいとし、その体制を整えるためのデジタル庁を新設したいと述べた。

岸田氏は、安倍首相の成果を土台にして新しい時代に向かっていかなければならないと訴えた。さらに、新型コロナウイルスで生じた格差に真剣に向き合い、中間層への支援や、最低賃金の引き上げを考えたいと述べた。

新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、立会演説会は入場者を20人までに制限して行われ、インターネット中継も実施された。

自民党総裁選は9月14日に行われる予定。

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