ロシア直接投資基金は次のように発表:「以前公表された短評に注目をお願いしたい。その中でドミトリエフ当基金総裁は、ヒトアデノウイルスベクターをベースにしたワクチン製造技術は、サルのアデノウイルスベクターやmRNAなどの未知のものと比べて遥かに研究が進んでいると指摘している。『スプートニクV』に使用されているヒトアデノウイルスベクターの安全性は数十年にわたり250件以上の臨床試験で証明されている。人間はアデノウイルスと10万年以上共存しており、同ベクターはワクチン製造にあたり遺伝物質を伝達する方法として人間に最も適している。十分に研究されたヒトアデノウイルスベクターと異なり、サルのアデノウイルスベクターやmRNAの新技術については長期研究がなされていない。」
これより前、製薬会社「アストラゼネカ(AstraZeneca)」は抗新型コロナ感染症ワクチンの臨床試験について、被験者1名の「原因不明な病気」により試験を一時中止すると発表した。