米国国防総省 イラクの駐留米軍の削減を発表

米中央軍(CENTCOM)指揮官であるフランク・マッケンジー将軍は9日、イラクの軍事的プレゼンスの削減として2200人の兵士の撤収を発表した。ニュース専門放送局「FOXニュース」が報じた。
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マッケンジー将軍は、「このようなプレゼンスの削減はイラクのパートナーとの協議を継続し、同国のIS(ダーイシュ、イスラム国)の最後の残党の殲滅への援助とその確実な敗北の保障を私たちに可能にする」と表明した。

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同将軍は、5200人の兵士を2200人撤収させ、9月中に3000人にまで削減させる予定だと強調した。

以前、米政府高官は、ドナルド・トランプ大統領がイラクとアフガニスタンの軍事プレゼンスの削減について発表すると述べていた。同高官によれば、はじめトランプ大統領は今後イラクから部隊を撤退させることについて発表し、また、近日の内にアフガニスタンの部隊の削減について公表する可能性があるという。

同大統領の前任者が着手したイラクとアフガニスタンでの戦闘終結の約束は、トランプ大統領の選挙計画でのカギとなった。

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