娘さんは「母は最期の数か月を自分の驚くべき人生を楽しく回想し、愛と笑いに溢れ、自分に職業に対する誇りを感じながら過ごしました」と語っている。BBCが報じた。
リグ氏は、これまでに多くの役を演じているが、2013年から2017年にかけて『ゲーム・オブ・スローンズ』で偉大な七王国の1つの実質的な首長であるオレナ・タイレルを演じている。
オレナ・タイレル役についてリグ氏は次のように語っている。「私は悪いキャラクターを演ずるのが大好き。そういう役の方がはるかに面白いの。(略)悪役を演じるのが嫌な俳優がいて、彼らは観客に気に入られることが好きなの。でも私は、嫌われるのが好きなのよ。オレナには最高な台詞がいくつもあったわ」。
1969年、ダイアナ・リグ氏は映画『女王陛下の007』に出演し一躍有名となった。この作品では007が唯一結婚した女性であるボンドガールのトレーシー(テレサ)・ディ・ヴィンセンゾ役を演じた。
リグ氏は10日の早朝に家族に見守られる中で亡くなった。