OPCW、ナワリヌイ氏の血液サンプルを受け取る=マスコミ

ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルは、中毒症状を起こして現在ドイツの病院に入院しているロシアの野党指導者、アレクセイ・ ナワリヌイ氏に起こった出来事の調査に化学兵器禁止機関(OPCW)が参加していると伝えた。
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デア・シュピーゲルによると、ナワリヌイ氏が昏睡状態から脱したと発表される前の先週末、OPCWの代表団がナワリヌイ氏が入院しているベルリンのシャリテ病院を訪れ、同氏の血液と尿のサンプルを受け取ったという。

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またデア・シュピーゲルは、ナワリヌイ氏の場合は神経剤「ノビチョク」のグループのこれまでに知られているものよりも強い物質が検出されたと伝えている。

一方、ノビチョクを開発したレオニード・リンク氏は、この物質のより強力なバージョンはないと述べている。リンク氏はドイツのメディアの報道を「ナンセンス」だと指摘した。

ナワリヌイ氏は今月7日に昏睡状態から脱し、10日には意識を完全に回復したことがわかった。

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