世界秩序の主な脅威は米国=中国

中国国防省の呉謙報道官は記者会見で、米国防総省の議会への報告書「中国の軍事力・安全保障の進展に関する年次報告」についてコメントし、国際秩序に対する主な脅威の出所は米国だとの認識を示した。新華社通信が報じた。
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呉報道官は「長年の経験は米国こそが地域秩序の混乱の張本人であり、国際秩序の違反者であり、世界平和の破壊者であることを示している」と述べた。

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また呉氏は、過去20年間に米国はイラク、シリア、リビアで不法に戦争を開始したと言及し、米国のアグレッシブな行動で80万人以上が死亡、数千万人が難民となることを余儀なくされたと強調した。

呉氏は、中国の国防に客観的かつ合理的に対応し、虚偽の発表をやめるよう米国に求めた。また同氏は、二国間の軍事関係の健全な発展を支持した。

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