米国がイスラエルによる領土併合の支持を2024年まで延期

米国はヨルダン川西岸地域の一部領土に対するイスラエルの主権拡大を少なくとも2024年までは支持しない。アラブ首長国連邦(UAE)とイスラエルの関係正常化交渉で米国側が確約した。消息筋による証言をもとにタイムス・オブ・イスラエル紙が報じている。
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トランプ政権はイスラエルとUAEの関係正常化に関する協議の中で、ヨルダン川西岸地域の一部領土に対するイスラエルの主権拡大を少なくとも2024年までは支持しないことを確約した。

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消息筋によれば、UAEにとって「米国の確約を得ることが交渉で最優先項目」だったという。

先にイスラエルのネタニヤフ首相はヨルダン川西岸の入植地を併合する計画についてコメントした中で、計画は進行中で、UAEとの関係正常化交渉ではあくまで領土併合の延期が議論されているにすぎないと発言していた。


イスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)は、両国関係の完全な正常化と、パレスチナとイスラエルの紛争で平和的解決を探求することで合意した。イスラエルはUAEとの協定条件にもとづき、ヨルダン川西岸地域で自国主権を拡大する決定を一時的に延期する。

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