その後、米軍も軌道上でその物体を発見。物体は46395(2020-063G)と命名された。
パシコフ氏は、「私はこの物体からの信号を可能な範囲で探し始めました。そしてその7日後、私のシグナル捜索システムが4テラバイトのデータを処理中に2種類の軌道上の(中国の宇宙船が放出した)物体から発せられた2つの未確認信号を検出したと通知したのです」とリアノーボスチ通信に語った。
パシコフ氏は、自身のウェブサイトで信号に関する追加データを公開している。
同氏は14日に再び物体の信号を捜索したところ、周波数2280.000mHz、チャンネル幅4000kHzで、放出された物体からのデータ送信を検出した。
パシコフ氏は「この信号はたまに途切れることがあるものの、かなり安定しています。このことから、この物体は衛星固有の安定化システムを持っている可能性があると結論づけられます。さらに観察を重ねていくことで、このことが明らかになるでしょう」と語っている。