新型コロナウイルス

フィリピン大統領、ロシアと中国から新型コロナワクチン購入の意向

フィリピンのドゥテルテ大統領は14日、新型コロナウイルスのワクチンについて、ロシア製及び中国製のワクチンを優先的に購入する意向を表した。ドゥテルテ大統領は、ロシア製と中国製のワクチンは前払い金を必要としない点で西側のワクチンよりも条件がいいと考えている。ロイター通信が報じた。
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ロイターによると、ドゥテルテ氏は「ロシアと中国のワクチンが市場の他のワクチンと同じくらい良いのであれば、我われはロシアと中国を優先する」と述べた。なお、購入の前に入札が行われるという。

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フィリピン大統領府のハリー・ロケ報道官は先日、フィリピンはロシアの新型コロナワクチン「スプートニクV」の臨床試験を10月にも開始する予定だと発表した。臨床試験が成功裏に終了した場合、2021年4月にもフィリピン食品医薬品局がワクチンを承認するという。


フィリピンは1月30日、新型コロナウイルスの感染者を国内で初めて確認したと発表した。フィリピンの新型コロナウイルスの感染者は累計25万人を超えており、回復者は18万6000人以上、死者は4100人となっている。

ロシアの新型コロナワクチン

8月11日、ロシアは世界で初めて新型コロナウイルス感染症に対するワクチンが承認されたことを発表した。ワクチンは「スプートニクV」と名付けられた。

ワクチンの開発および生産にはロシア直接投資基金が資金を提供している。

ロシア保健省はワクチンについて、安全だと発表している。

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