米国は砂地を血の海にすることなく中東に平和を構築している=トランプ大統領

トランプ米大統領は15日、米ペンシルバニアで行われた米テレビネットワークABC主催のイベントで、米国は自国の軍人に損失を出すことなく平和的手段で中東の平和を実現していると述べた。
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トランプ氏は「戦争について論じるのではなく、我々が今日達成したことに目を向けて欲しい」と述べ、「中東で起こっていることに目を向けて欲しい。我々は砂地を血の海にすることなく、事実上、平和を構築している」と語り、「我々は中東の平和を実現しており、それを我々の若い兵士たちを失わずに実現している」と指摘した。

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またトランプ氏は、自身の政権下でイラクとアフガニスタンから駐留米軍の撤退が行われていることに言及し、「私はアフガニスタンから軍を撤退させており、イラクから軍を撤退させている」と述べ、「我々は事実上、至る所から去ったが、私は『あなたは戦争を目指している』と言われる。だが北朝鮮を見てほしい。すべてが今まで通りであり、我々は北朝鮮と仲良くしており、私は北朝鮮の指導者である金正恩氏とうまくやっているが、戦争が起こると言われた。これがオバマ大統領の下、ヒラリー・クリントン氏の下であったならば、戦争が起こった可能性がある。北朝鮮との核戦争が起こった可能性もある」と語った。

15日、米ワシントンでイスラエルのネタニヤフ首相とアラブ首長国連邦のアブドラ外相、バーレーンのザヤニ外相が国交正常化に関する合意文書に署名した。署名の前、トランプ大統領は、この合意が中東の包括的な平和の礎となるだろうとの確信を表した。

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