iPhone泥棒のサル 自撮りしまくる

マレーシアでプログラミングを学ぶ大学生のザクリーズ・ロッジさん(20)はある朝、目を覚まして横に置いていたはずのiPhoneが消えていることに気づいた。誰かが押し入った痕跡もない。泥棒は開けっ放しの窓から隣の部屋に移った可能性もない。追跡機能を駆使しても消えたiPhoneの在りかはついぞわからなかった。
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翌日、ロッジさんの父親は自宅近くのジャングルで1匹のサルを目撃した。息子を連れて、そのサルの跡をたどりながら息子の電話番号を何度もかけ続けた結果、ヤシの木の下の泥の中からくぐもった電話の音が漏れているのがわかった。

​見つけたiPhoneのギャラリーを除いたロッジさんはびっくり。なんとそこには泥棒したサルの写ったたくさんの写真とビデオが保存されていた。ロッジさんの予想どおり、サルは開いていた窓からロッジさんの寝室に侵入すると電話を盗み、これを食べようとして歯を立てて、何度もセルフィ―ボタンを押してしまったらしい。

電話強盗はこんな顔。

顛末を打ち明けたロッジさんは、サルは自撮りにふけっただけには終わらなかったとジョークを飛ばした。なぜなら電話の中には自然の写真がたくさん残されていたからだ。

タイで人間の餌付けに慣れていたサルがコロナによる観光客減で飢えをきたし、地元の店舗や住民を襲う事件が相次いでいると報じられた。

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