この間、メドベージェワ選手は元コーチのエテリ・トゥトベリーゼ氏の下で再び練習することを決意したことが報じられた。同選手は、トゥトベリーゼチームの選手らがトレーニングの拠点とする「サンボ70」の「フルスタリヌィ」部門に所属することが確認された。しかし、今のところメドベージェワ選手もトゥトベリーゼコーチもこの件に関してコメントをしていない。
2つの銀メダルを獲得した2018年冬季五輪後、メドベージェワ選手はカナダのブライアン・オーサーコーチの下へ移籍し、トロントでトレーニングを開始した。新型コロナウイルスのパンデミックからメドベージェワ選手は今シーズンの準備のためロシアからカナダに向かうことができず、モスクワで練習を行ない、オーサーコーチとはインターネット動画で連絡を取り合っていた。
体調がベストの状態ではない中でメドベージェワ選手が参加したテスト演技後のインタビューで、オーサーコーチは、遠隔練習での課題をどう修正したらいいか分からないとコメントしていた。
オーサーコーチは、「彼女の(テスト演技での)パフォーマンスはいつものレベルよりも低いものだった。これだけ離れた距離でトレーニングするのは本当に難しかった。彼女は間違いなく通常のスケーティングスケジュールや全体的なフィジカル強化、トレーニングなどを必要としている。率直に言って、私にはこうした課題を私たちがどう克服したらいいのか分かりらない」と語っていた。
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