日本をテーマにしたフォトコンテスト結果発表&展覧会開催中:最優秀賞ユリアさん「東北と長野が大好き!」

ロシアでこの夏に開催されていた日本をテーマにしたフォトコンテスト「The Country Where Everything is Different」(あなたの知らない日本)が終了し、優秀作品の屋外展覧会がモスクワでスタートした。展覧会会場となっているのは、歴史ある歩行者天国・アルバート通りだ。ロシア人のカメラが捉えた様々な風景は、日本人自身も気づかなかった日本の多面的な魅力を伝えてくれる、オリジナリティにあふれるものだ。
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コンテストはJNTO(日本政府観光局)モスクワ事務所と、ナショナルジオグラフィック・ロシアが連携して行った。優秀作品はナショナルジオグラフィック・ロシアの専門家らを中心に選考された。

日本をテーマにしたフォトコンテスト結果発表&展覧会開催中:最優秀賞ユリアさん「東北と長野が大好き!」

見事、最優秀作品に選ばれたのは、ハバロフスク在住の会社員、ユリア・ストリャレンコさんの写真だ。ユリアさんは昨年、宮城県に旅行に行き、蔵王町の火口湖「お釜」を撮影した。エメラルドグリーンの水が美しい、神秘的な写真だ。スプートニクはユリアさんに話を聞いた。

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スプートニク:優勝おめでとうございます。蔵王に行くというのは、外国人の定番の旅行先とは違いますね。もう何回も日本に行かれているのですか。

ユリアさん:そうです。2012年から、もう15回以上日本に行きました。私は旅行会社に勤めていて、旅が大好きです。フォトコンテストには初めて参加しました。私はプロでもなんでもないので、優勝できたなんて、とても信じられません。

スプートニク:日本のどんな面が、ユリアさんにとって魅力的ですか。

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ユリアさん:日本は多面的な魅力のある、古い伝統と最新のテクノロジーが融合した、驚くべき国です。日本はまるで魔法をかけるように私を引きつけます。一回行っただけで日本の魅力の全てを発見することはできません。日本には行っても行っても、また行きたくなるのです。日本は何もかもが違っています。特に、日本の文化と自然の美しさは他に類を見ないものです!私は新しい場所に行って、今まで見たことのないものを見たり、会ったことのない人と知り合うのが好きです。

日本で驚くのは、日本人の礼儀正しさです。日本人はとても丁寧で友好的な人たちで、どんな旅行者でも助けようとしてくれます。そして、日本中どこでも、とても清潔だということを付け加えたいと思います。

スプートニク:あまり知られていない日本の名所で、おすすめの場所はありますか。

ユリアさん:あまり知られていない場所、というのは難しいです。というのは、日本はとても人気のある旅行先ですから。自分の経験から言えば、東北地方をおすすめします。仙台、日本三景の松島、山形市の山寺、そして写真に撮った宮城県の蔵王とお釜は素晴らしいです。そして長野県も大好きです。特に松本市をおすすめしたいです。

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スプートニク:日本への旅行プランは自分で決めるのですか。 細かい情報を集めるのは難しくありませんか。

ユリアさん:もちろん自分で決めます。私はいつも、ツアーでなくて、個人旅行することにしています。ちゃんと準備すれば、全く難しいことはありません。旅行ルートを考えたり、情報を集めたりするのが大好きです。

もし旅行中に何かトラブルが起きても、旅行の経験を積むたびに、対処するのは楽になりますし、今までに起こらなかったことを楽しむ余裕も出てきて、そこから知識・経験を得ることができます。そうすると自信もつき、見識も広がります。一回一回の旅行は、それぞれが独自のストーリーを持っていて、出会いも色々、抱く感情も色々です。これらの全てがプラスの印象となって、私を元気にし、インスピレーションを与えてくれます。自分にとって何か新しいことを発見すると、それが新しい冒険やストーリーへの欲求とつながるのです。

スプートニク:賞品は日本へのペア航空券だそうですが、次はどこへ行きたいですか。

ユリアさん:国境が開いたら、この券を使いたいと思います。まだ九州に行ったことがないので、とても行きたいです。特に桜島、長崎、別府温泉、そして指宿の砂むし温泉に入ってみたいです。

屋外展覧会は10月9日まで。筆者がアルバート通りを訪れた土曜日は、外国人旅行者の姿は無いかわりに、家族連れや地元の人々で賑わい、子どもたちが興味深そうに写真を眺めていた。すでに秋が到来し肌寒くなってきたモスクワ。お近くの方は、熱い紅茶を片手に、ぜひ訪れてほしい。

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